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【プロ厳選】日陰でも美しく育つシンボルツリー8選と選び方

北向きの玄関や周囲を囲まれた中庭など、日当たりが十分に確保できない場所でも、植物を取り入れることは可能です。環境に合った木を選び、適切に配置することで、空間に自然な明るさと上質な雰囲気がもたらされます。

この記事では、日陰の環境でも健やかに育つシンボルツリーの選び方やおすすめの樹種、植え付け時に配慮すべきポイントを解説します。日陰を活かした美しい外構づくりにぜひお役立てください。

日陰でもシンボルツリーは植えられる

日差しが少ない場所は植物が育たないと考えられがちですが、日陰の環境を好む木や耐えうる木を選ぶことで、十分に緑を楽しむことができます。

直射日光が当たらない環境は、葉焼け(強い日差しで葉が傷むこと)を起こしにくく、葉の美しい色合いを長く保てるというメリットがあるのも特徴です。

北側玄関や半日陰のスペースも、木の選び方次第で洗練された外構へと引き上げられるでしょう。

日陰に植えるシンボルツリーの選び方

日陰のスペースにシンボルツリーを取り入れる際は、見た目の好みだけでなく、その場所の環境や管理のしやすさを考慮することがポイントです。日照条件に合った木を選ぶことで、美しいお庭を無理なく維持することにつながります。

半日陰・明るい日陰に強い樹種を選ぶ

一口に日陰といっても、その環境はさまざまです。午前中だけ光が差し込む「半日陰」や、直射日光は当たらないものの空からの間接光や外壁の反射光が届く「明るい日陰」であれば、多くの植物が美しく育ちます。

もし日照条件に合わない木を選んでしまうと、木がうまく育たずに枯れてしまったり、葉を落としてしまったりすることも。枯れないまでも、光を求めて枝が間延びし、本来の美しいシルエットが崩れる原因につながりかねません。

植える場所の日陰の度合いをしっかりと見極め、耐陰性を持つ種類を選ぶことが大切です。

風通しが悪くなりにくい樹形を選ぶ

建物の北側や高いフェンスに囲まれたスペースは、空気が滞りやすく、湿気がこもりやすい環境です。

そのため、もともと枝葉が密集しすぎず、自然と風が抜ける透け感のある樹形を選ぶことが大切です。風通しの良さを確保することで、病害虫の発生や葉のトラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。

また、繊細で軽やかな枝ぶりの木を配置すれば、暗く重たい印象になりがちな日陰の空間に、やわらかな動きと奥行きが生まれるでしょう。

落ち葉・剪定・病害虫の手入れしやすさで選ぶ 

日陰の環境では地面に落ちた葉が乾燥しにくく、そのまま放置するとコンクリートやアプローチのタイルにシミをつけてしまうことも。毎日目にする場所だからこそ、落ち葉の量や剪定の頻度など、日頃の管理のしやすさを考慮して選ぶことが欠かせません。

もともと成長が穏やかな種類や、病害虫に強い丈夫な木を選べば、お手入れの負担を大幅に軽減できます。ご自身のライフスタイルに合った木を選ぶことが、緑豊かな住まいを長く楽しむための秘訣です。

日陰でも育つおすすめのシンボルツリー8選

日陰や半日陰の環境でも健やかに育ち、外構のアクセントとして活躍するおすすめのシンボルツリーは以下の通りです。

日陰でも育つおすすめのシンボルツリー8選
  • アオダモ
  • アオハダ
  • ナツツバキ
  • ヒメシャラ
  • ヤマボウシ
  • カツラ
  • ジューンベリー
  • エゴノキ

特に札幌近郊では、日陰に強く管理もしやすい「アオハダ」「ナツツバキ」「カツラ」がおすすめです。ただし、カツラは他の木に比べて成長スピードが早いため、植えるスペースの広さを考慮して選ぶ必要があります。

1.アオダモ

アオダモ


アオダモは、明るいグレーの幹と、風に揺れる繊細な葉が外構に涼しげな印象を与えます。半日陰の環境でも育ちやすく、成長が穏やかで樹形が自然に整うため、北海道でも人気の高いシンボルツリーです。すっきりとした立ち姿は、モダンな住宅から和風の住まいまで幅広く調和します。

2.アオハダ


アオハダは、美しい緑色の葉と、滑らかな樹皮が特徴の落葉樹です。半日陰の環境に強く、雑木林のような自然な雰囲気のお庭をつくりたい場合によく似合います。雌株を選べば秋に可愛らしい赤い実をつけるため、季節の移ろいを感じられるのも大きな魅力といえるでしょう。

3.ナツツバキ


初夏に咲く清楚な白い花と、秋の美しい紅葉を楽しめるナツツバキ。強い直射日光や西日が当たると葉や幹が傷みやすいため、むしろ半日陰や明るい日陰の環境に適しています。樹皮が剥がれ落ちてできる独特の模様も美しく、冬に葉が落ちた後も上品な佇まいを保ちます。

4.ヒメシャラ(ナツツバキ)

ヒメシャラ(ナツツバキ)


ヒメシャラはナツツバキの近縁種で、より小ぶりな白い花と赤褐色の滑らかな樹皮を持ちます。こちらも強い日差しを嫌い、明るい日陰を好むため、建物の北側や中庭などに適した樹種です。幹の美しさが際立つため、足元をすっきりとさせた和モダンな外構に配置すると空間が引き締まります。

5.ヤマボウシ


初夏に上向きに咲く白い花と、秋の紅葉、そして赤い実を楽しめる季節感あふれるヤマボウシ。明るい日陰でも十分に育ち、横に広がる自然な樹形が建物の外観にやわらかさを添えてくれます。和洋問わず合わせやすく、玄関まわりを優しく彩る存在としておすすめです。

6.カツラ


カツラは、ハート形の可愛らしい葉が特徴で、秋には黄色く色づき、甘い香りを漂わせる落葉樹です。耐陰性が高く日陰でも育ちますが、水分を好むため極端に乾燥する場所は避ける必要があります。他の樹種に比べて成長が早いため、余裕のあるスペースに植えるか、定期的な剪定でサイズを保つのがポイントです。

7.ジューンベリー


春の白い花から始まり、初夏の赤い実、秋の紅葉と、一年を通して見どころが多いジューンベリー。半日陰でも育ち、収穫した実はジャムなどにして楽しめるため、ご家族で植物に親しむきっかけにもなるでしょう。自然な樹形で手入れがしやすく、ナチュラルな外観の住まいにぴったりの一本です。

8.エゴノキ


初夏に星型の白い花を無数に下向きに咲かせる姿が、とても優雅で美しいエゴノキ。午前中だけ日が当たるような半日陰の環境でも育ち、日陰になりがちなアプローチを明るく上品な印象に引き上げてくれます。樹形が自然と広がるため、少しゆとりのあるスペースに植えるのが適しています。

日陰でシンボルツリーを植える際の注意点

日陰のスペースは日向とは異なる特有の環境条件を持つため、ただ植物を植えるだけでなく、土壌や配置を含めた事前の対策が求められます。

植える前に水はけを確認する

日陰は日射しによる水分の蒸発が少ないため、土の水はけが悪いといつまでも湿った状態が続き、根腐れを引き起こす原因になります。植え付けを予定している場所の土表面に苔が生えていないかなど、まずは目で見て状態を確認しておくことが大切です。

新築の敷地などは土が固く締められていることも多いため、水たまりができやすい傾向があります。もし水はけに不安がある場合でも、適切な土壌改良材を混ぜ込んで環境を整えることで健康に育てられるため、心配なときは外構の専門家へご相談ください。

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建物や塀との距離を確保する

木を外壁や塀のすぐ近くに植えると風通しが悪くなり、湿気がこもって病害虫が発生するリスクが高まります。

また、風で揺れた枝葉が壁に擦れて外壁を汚してしまったり、根が伸びるスペースが不足したりといったトラブルも避けられません。数年後の枝の広がりを見越して、建物から適度な距離を保って配置しましょう。

周囲にゆとりを持たせて植えることで、外壁をキャンバスにした木のシルエットがより美しく際立ち、外構全体に上質な雰囲気が生まれます。

剪定で風通しを保つ

日当たりの悪い場所では、枝葉が密集しすぎると株の内部までわずかな光や風さえも届かなくなってしまいます。

表面だけを短く刈り込むのではなく、混み合った不要な枝を根元から透かすように剪定し、木全体に風が通るように手入れを行うのがポイントです。株の奥まで風と光を通すことで虫の発生を防ぎ、木を内側から健康に保つことにつながります。

お手入れの行き届いた透け感のある樹形は、限られた空間でも圧迫感を与えず、洗練された印象を維持しやすくなるでしょう。

積雪や寒さに合う樹種を選ぶ

北海道のように冬の寒さが厳しい地域で日陰に木を植える場合、屋根からの落雪や、雪の重みに対する事前の配慮が重要です。枝がしなやかで折れにくい樹種を選んだり、雪が直接落ちてこない場所へ配置したりといった、雪国ならではの工夫が求められます。

また、落葉樹は冬場に葉が落ちるため、雪が積もった際の美しい枝ぶりを楽しめるという魅力も備えています。地域の気候に適応できる丈夫な木を選ぶことが、季節を問わず美しいお庭を長く楽しむための秘訣です。

札幌近郊で日陰を活かした外構をつくりたい方は、キイロまでお問い合わせください


私たち「キイロ」は、建物のデザインと調和した外構全体の設計の中で、日照条件や北海道の気候に合わせた緻密な植栽計画もあわせてご提案いたします。水はけの改善や風通しを計算した配置など、細部まで配慮して設計できるのが強みです。

「日当たりが悪くて外構全体をどう考えればいいか不安」「洗練された玄関まわりにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度私たちに理想のイメージをお聞かせください。お客様の暮らしに寄り添い、植栽の魅力が引き立つワンランク上の外構プランを一緒に形にしていきましょう。

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キイロが手がけた実際のお庭の雰囲気は、施工事例ページからもご覧いただけます。

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まとめ

日陰や半日陰の環境でも、耐陰性のある木を選ぶことで、美しいシンボルツリーのある暮らしを実現できます。

建物の外観に合う木を選び、風通しや将来の成長サイズを考慮して配置することが、理想の景観を叶えるための大切なポイントです。

水はけや日々の管理のしやすさにも気を配り、ご自宅の環境にしっくりとなじむ素敵な外構をつくりあげていきましょう。

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