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外構デザイナーがおすすめするシンボルツリー12種|運命の1本を

シンボルツリーを選ぶとき、

「種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」と感じる方は多いのではないでしょうか。

見た目だけで選んでしまうと、

思っていたより大きくなったり、手入れに手間がかかったりと、

あとから扱いにくさを感じてしまうこともあります。

私たちはこれまで多くのお庭づくりに関わる中で、

住まいや暮らしに合う“1本”を一緒に考えることを大切にしてきました。

この記事では、外構デザイナーの視点から、

シンボルツリーのおすすめと後悔しない選び方をお伝えします。

お庭に植える、運命の1本。シンボルツリーの魅力

シンボルツリーは、住まいの”顔”とも言える存在です。

1本あるだけで空間全体のバランスが整い、建物の印象がぐっと引き立ちます。

玄関まわりをやわらかく演出したり、外からの視線をさりげなく遮ったりと、暮らしに寄り添う役割を担ってくれます。

また、季節ごとに変わる葉の色や、冬に枝へ雪が積もる静かな景色など、日々の中で自然の移ろいを感じられるのもシンボルツリーならではの魅力です。

「これが正解」という決まりはありませんが、建物とのバランスや暮らし方を踏まえて選ぶことで、長く愛着を持てる1本に出会えるでしょう。

【常緑樹】おすすめシンボルツリー6種

【常緑樹】6選

  • オリーブ
  • ソヨゴ
  • シマトネリコ
  • ユーカリ
  • モミ・トウヒ
  • ヤマボウシ

常緑樹は、一年を通して葉を落とさず、 いつ見ても緑を感じられるのが魅力の樹種です。

 冬でもお庭の印象が寂しくなりにくく、 外からの視線をやわらかく遮る役割もあるため、 玄関まわりや道路側の植栽として選ばれることも多いです。

 ここからは、シンボルツリーとして人気のある 常緑樹を6種類ご紹介します。

グレイッシュな葉が魅力の「オリーブ」

オリーブは、やわらかなグレイッシュグリーンの葉が魅力の常緑樹です。

ナチュラルな外構はもちろん、モダンな住まいにも自然になじみます。

乾燥に比較的強く育てやすい一方で、枝がよく伸びるため、きれいな樹形を保つには定期的な剪定が欠かせません。

少し手をかけながら、風に揺れる葉や味わいのある姿を長く楽しめるのが、オリーブの魅力です。

手間が少なく育てやすい「ソヨゴ」

風に揺れる葉が「そよそよ」と音を立てることに由来すると言われているソヨゴ。

光沢のある濃い緑色で縁が波打つ特徴的な葉が、一年中美しく庭を彩る日本原産の常緑樹です。

初夏には小さな白い花を咲かせ、秋から冬にかけて赤い実が木を彩り、季節の移ろいをさりげなく楽しめます。

成長は年10〜15cmほどと極めて緩やかで、樹形が乱れにくく年1回程度の剪定で十分。

日陰にも強いため、日当たりに不安がある場所でも美しい葉を保ちます。

和洋どちらの住まいにも自然に馴染む、飾らない品のある1本です。

軽やかな葉が涼しげな「シマトネリコ」

シマトネリコは、小さな光沢のある葉が連なり、風に揺れるたびにさらさらと涼しげな表情を見せる常緑樹です。

軽やかな株立ちの樹形は、洋風からナチュラルまで幅広い住まいによくなじみます。

初夏には白い小花をふんわりと咲かせ、やさしい季節感を添えてくれるのも魅力です。

成長が早く枝葉がよく伸びるため、きれいな樹形を保つには定期的な剪定が必要ですが、そのぶん緑のボリュームを楽しみやすい1本。

軽やかさと存在感をあわせ持つ、人気のシンボルツリーです。

シルバーリーフが美しい「ユーカリ」

ユーカリは、白みがかったシルバーグリーンの葉が美しい常緑樹です。

涼しげでスタイリッシュな雰囲気があり、ナチュラルモダンや洋風の外構によくなじみます。

剪定した枝をリースやドライフラワーとして楽しめるのも魅力のひとつ。

乾燥に強く丈夫ですが、生長が早く枝もよく伸びるため、きれいな姿を保つには定期的な剪定が欠かせません。

品種や植える場所をしっかり選べば、暮らしの中で長く楽しめるシンボルツリーです。

冬も楽しめる針葉樹「モミの木」

モミは、整った円錐形の樹形とやわらかな針葉が魅力の常緑樹です。

冬も緑を保つ姿は美しく、雪景色の中でも凛とした存在感を放ちます。

クリスマスツリーとして親しまれていることでも知られ、どこか特別感のある佇まいも魅力です。

暑さや蒸れにはやや注意が必要ですが、北海道の気候にはなじみやすく、冬の庭も楽しみたい方におすすめのシンボルツリーです。

夏の花(苞)が魅力的「ヤマボウシ」

ヤマボウシは、初夏に咲く白い花のような苞が印象的な落葉樹です。

やわらかな枝ぶりとすっきりとした樹形が美しく、ナチュラルな住まいはもちろん、モダンな外構にも自然になじみます。

初夏の花、夏の涼やかな葉、秋の紅葉と、季節ごとの表情を楽しめるのも魅力です。

比較的下枝が残りやすいため、やわらかな目隠しとしておすすめすることもあります。

成長は比較的おだやかで、自然樹形を活かしやすく、価格面でも取り入れやすいため、お庭にあまり手をかけられない方にもよく選ばれています。

【落葉樹】おすすめシンボルツリー6種

【落葉樹】6選

  • アオダモ
  • シラカバ
  • モミジ
  • ナツツバキ
  • ミモザ
  • ジューンベリー

落葉樹は、季節の移ろいとともに表情を変え、

暮らしの中に四季の変化を感じさせてくれる樹種です。

春の芽吹きや新緑、秋の紅葉など、

ひとつの木でさまざまな景色を楽しめるのが魅力。

北海道では、葉を落とした枝に雪がふわりと積もり、
その繊細なラインが浮かび上がる景色の美しさも印象的です。


実際の現場でも、冬の朝にその景色を見て、
「この木を選んでよかった」と感じられる瞬間があります。

ここからは、シンボルツリーとして人気のある

落葉樹を6種類ご紹介します。

自然な樹形がおしゃれな「アオダモ」

アオダモは、すらりとした幹立ちと繊細な葉が魅力の落葉樹です。

自然な樹形そのものがおしゃれで、ナチュラルな住まいはもちろん、モダンな外構にもよくなじみます。

春のやわらかな新緑や、初夏に咲く白い花も美しく、季節の移ろいをさりげなく楽しめるのも魅力です。

秋には赤みを帯びて紅葉することもあり、表情の変化も楽しめます。シンボルツリーとして長く人気のある1本です。

白い幹が印象的な「シラカバ」

シラカバは、白く美しい幹肌が印象的な落葉樹です。

すっと伸びる幹と軽やかな葉姿は、ほかの樹木にはない唯一無二の表情があり、北海道らしい風景を感じさせてくれます。

比較的成長が早く、大きく育ちやすいため、植える場所には少し余裕が必要です。

春には花粉が気になることもあるため、環境や家族の体質に合わせて検討したい樹種ですが、白い幹がつくる景色の美しさは格別。

シンボルツリーとして特別な存在感を放つ1本です。

紅葉が美しい「ヤマモミジ」

ヤマモミジは、繊細な葉とやわらかな枝ぶりが魅力の落葉樹です。

自然樹形のものが多く、1本でも景色になる美しさがあります。

春の新緑、夏の涼やかな葉、秋の美しい紅葉と、季節ごとに表情を変えながら庭を彩ってくれるのも魅力です。

和の雰囲気はもちろん、モダンな外構にも上品になじみ、四季の変化を楽しめるシンボルツリーとして人気があります。

上品な花と樹形が魅力な「ナツツバキ」

ナツツバキは、やわらかな枝ぶりとすっきりとした樹形が魅力の落葉樹です。

初夏にはツバキを思わせる白い花を咲かせ、庭に涼やかで凛とした季節感を添えてくれます。

自然樹形が美しく、比較的形が崩れにくいため、上品な印象を保ちやすいのも魅力です。

まだら模様の木肌も美しく、花や葉だけでなく、幹の表情まで楽しめるのがナツツバキらしいところ。

和の雰囲気はもちろん、落ち着いたモダンな外構にも自然になじみ、静かに庭の景色を整えてくれる1本です。

黄色の花が華やかな「ミモザ」

ミモザは、春にやわらかな黄色の花をふんわりと咲かせる、明るく華やかな印象の樹木です。

繊細な葉と軽やかな枝ぶりも美しく、庭に春の訪れを感じさせてくれます。

ナチュラルな住まいはもちろん、素材感のあるモダンな外構のアクセントとしても映える存在で、近年とても人気の高いシンボルツリーのひとつです。

ただし寒さにはあまり強くなく、北海道では冬越しの難しさから、庭木としては取り入れにくい面もあります。

それでも、この木ならではのやさしい華やかさに惹かれる方の多い1本です。

実も楽しめるナチュラルな「ジューンベリー」

ジューンベリーは、春の白い花、初夏の実、秋の紅葉と、四季の変化を楽しめる落葉樹です。

自然な樹形が美しく、やわらかな雰囲気で庭になじみやすいのが魅力。

初夏に実る赤い実は見た目にもかわいらしく、収穫を楽しめるのも人気の理由のひとつです。

比較的育てやすく、ナチュラルな住まいからモダンな外構まで取り入れやすい、人気のシンボルツリーです。

お庭に植えるシンボルツリー選びで後悔しないための3つのポイント

お庭に植えるシンボルツリーは、見た目だけで選ぶと後悔につながることもあります。

成長後の大きさや手入れの手間、周囲とのバランスなど、事前に確認すべきポイントは意外と多いものです。

ここでは失敗を防ぐために押さえておきたい3つのポイントを解説します。

1. 見た目の好みだけで決めない

シンボルツリーは、写真で見た印象だけで選ぶと「思ったより大きい」「庭に合わない」と感じることがあります。

大切なのは、好きな木かどうかだけでなく、住まいや外構になじむかまで考えて選ぶことです。

2. 成長後の姿と手入れのしやすさを考える

木は、植えたあと少しずつ育っていきます。

成長の早さや大きさ、落ち葉の量、剪定のしやすさは樹種によってさまざまです。数年後の姿までイメージしておくと、植えてからの後悔を減らせます。

3. その場所の環境に合う木を選ぶ

どんなに素敵な木でも、その場所に合っていなければ元気に育ちません。実際の現場でも、日当たりや風の当たり方、水はけは場所によって意外と違います。迷ったときは、現地を見ながらプロに相談するのがおすすめです。

まとめ

シンボルツリーを選ぶ時間は、
ただ木を決めるだけではなく、
これからの暮らしを思い描く大切な時間だと感じています。

私たちは、樹種だけで決めるのではなく、
実際に生産農家へ足を運び、
お客様と一緒に1本ずつ見ながら選ぶことも大切にしています。

同じ種類でも、樹形や枝ぶり、雰囲気はそれぞれ違うもの。


その中で「これがいい」と感じる1本に出会う体験も、
お庭づくりの大切なストーリーだと思っています。

また、「管理が大変そうだから」と
樹木を入れない選択をされる方もいらっしゃいますが、
1本の木があるだけで、お庭の心地よさや景色は大きく変わります。

だからこそ、ぜひ1本。
自分たちの暮らしに寄り添う木を迎えてみてほしいと思います。

その1本が、きっと日々の中に小さな豊かさを運んできてくれるでしょう。

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