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【札幌の外構】目隠しの方法|フェンス・塀・植栽それぞれのメリットと選び方

今回は、お庭づくりでよくご相談いただく
「目隠しの方法」について、プロの視点からお話しします。

■なぜ目隠しが必要なのか

お庭で過ごす時間をより心地よくするために、
「外からの視線をどうコントロールするか」はとても重要なポイントです。

・道路からの視線
・隣地の窓との関係
・駐車スペースからの見え方

これらを整理せずに計画してしまうと、
せっかくのお庭が「落ち着かない空間」になってしまうこともあります。

■目隠しの主な方法は3つ

外構における目隠しは、大きく分けて以下の3つです。

① フェンス(人工素材・天然木など)

外構、木製フェンスと樹木のイメージ

やわらかい雰囲気を残しながら、
視線をほどよく遮ることができるのがフェンスの魅力です。

コンクリート塀などと比べると、比較的コストを抑えて設置でき、
適度な隙間があることで、閉鎖的になりすぎない点も特徴です。

そのため、
「しっかり隠したいけど、圧迫感は出したくない」
という方には、とてもバランスの良い方法といえます。

フェンスは素材によって、見た目だけでなく耐久性やメンテナンス性も大きく変わるため、
お庭の使い方やご希望をしっかりお伺いしたうえでご提案しています。

・アルミフェンス(耐久性が高く、メンテナンスがほとんど不要)
・樹脂フェンス(木調のやわらかさがありつつ、扱いやすい)
・天然木フェンス(素材感が美しく、経年変化も楽しめる)

なお、札幌のような寒冷地では、天然木はどうしても経年による劣化や色の変化が出やすいため、
定期的な塗装などのメンテナンスを前提に考えることが大切です。
その分、時間とともに風合いが増していくのも、天然素材ならではの魅力といえます。

特に最近は、オリジナルで製作する木フェンスのご要望も多く、
高さや隙間のバランス、納まりまで細かくデザインできるため、
空間に合わせた“ちょうどいい目隠し”が実現できるのも魅力です。

② 塀(コンクリート・ブロックなど)

外構、RC塀と樹木イメージ

よりしっかりとした目隠しをしたい場合には、
塀の施工が有効です。

視線をしっかり遮ることができ、外部との境界も明確になるため、
安心感のあるプライベートな空間をつくることができます。

また、フェンスと比べて風の影響を受けにくく、
積雪のある地域でも安定した性能を発揮します。
基本的にメンテナンスもほとんど必要なく、長く安心して使える点も魅力です。

素材や仕上げによって印象も大きく変わり、
特にモダンな建物との相性が良いのも特徴です。

・RC塀
(高級感・重厚感があり、意匠性も高い)
 表面仕上げは、木目転写やパネコート仕上など、建物に合わせて選択可能です

・ブロック+塗装・左官仕上げ
(施工範囲や条件によっては、RC塀よりコストを抑えられる場合もあります)

一方で、北海道で塀をつくる場合には、
見た目だけでなく構造面の検討がとても重要になります。

・凍結深度を考慮した基礎設計
・積雪や凍上に耐えるための強度確保

こうした条件を満たす必要があるため、
本州と比べて費用が高くなりやすい点には注意が必要です。

③ 植栽(樹木による目隠し)

札幌外構、庭木目隠しのイメージ

実は、私たちがとてもおすすめしている方法です。

樹木はフェンスや塀のように「完全に隠す」ことはできませんが、
視線をやわらかく遮ることで、空間の質そのものを高めてくれます。

・圧迫感がなく、開放感を保てる
・風や光を通し、心地よい環境をつくる
・四季の変化を楽しめる

といった点が、大きな魅力です。

また、どの位置に・どの高さの樹木を配置するかによって、
隠したい視線だけをコントロールすることも可能です。

特に、窓からの見え方を意識して1本植えるだけでも、
視界に入る景色が整い、室内からの印象が大きく変わります。

さらに、通りからの視線を完全に遮らなくても、
樹木が入ることで視線の抜け方が変わり、
「思っていたよりも気にならない」と感じていただくことも多いです。

■北海道の外構ならではの考え方

北海道では、季節による変化が大きいため、
目隠しの考え方も本州とは少し異なります。

落葉樹と常緑樹をうまく組み合わせながら、
「どこを、どの季節に、どの程度隠したいのか」を整理することが大切です。

例えば、
確実に目隠ししたい場所には常緑樹を配置し、
それ以外の部分には落葉樹を取り入れることで、
軽やかで抜け感のある空間をつくることができます。

・落葉樹(冬は葉を落とし、室内に光を取り込む)
・常緑樹(年間を通して視線を遮る)

これらを組み合わせることで、

「冬は明るく、夏は心地よく隠す」

といった、北海道ならではの快適な設計が可能になります。

また、積雪地域では
樹木の枝折れや雪圧の影響も考慮した配置や樹種選びが重要になるため、
見た目だけでなく、環境に合った計画が欠かせません。

■まとめ|目隠しは“デザイン”で考える

目隠しは単なる機能ではなく、
お庭の居心地や印象を大きく左右する重要な要素です。

・しっかり隠すのか
・やわらかく遮るのか
・景色として見せるのか

このバランスによって、空間の質は大きく変わり、
同時にコストにも大きく影響します。

また実際には、
「すべてを隠す」のではなく
“必要な部分だけをコントロールする”ことで、
より心地よく、無駄のない外構になるケースが多くあります。

私たちは、
外構を「工事」ではなく「空間デザイン」として考え、

敷地条件や周辺環境、
室内からの見え方や過ごし方まで含めて、
一つひとつ丁寧にご提案を行っています。

札幌で外構やお庭づくりをご検討の方は、
ぜひお気軽にご相談ください。

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