オフシーズンに考える外構のベストな流れ
こんにちは!
北海道も少しずつ春が近づいてきているのでしょうか。こういう仕事をしていると、より一層、植物たちが一斉に芽吹く春が待ち遠しいのです。とはいえ、まだ北海道の3〜4月はまだオフシーズン。今日はそんなオフシーズンだからこそお伝えしたいことを書いていきたいと思います。
北海道の場合は、積雪や土の凍結のために、外構工事ができない時期が多いので、5月上旬〜10月下旬頃までに施工をするのがベストだと考えています。
春になり木々が芽吹き始めると、「お庭を綺麗にしたい!」という気持ちが湧いてきますよね。
しかしその頃には、前年にお問い合わせいただいていたお客様の施工が5月から一斉にスタートするので、せっかくお問い合わせをいただいてもご希望の時期に施工が行えないことも。
もし「来年やりたいな」などの計画があれば、一番ベストな流れとしては、
【秋】雪が降る前に現地調査をする
【冬】冬の間にゆっくりプランを進める
という進め方がおすすめですよ。
お家を建てられた経験がある方は、相談してからお引き渡し完了までに、「思ったより時間がかかったな〜」と思われた経験があると思います。
お家と比べるとお庭はもう少し簡単にできるような感覚があるかもしれませんが、想像よりも時間がかかったり、費用がかかったり・・・なかなか想像しにくい部分が多いものですよね。
お客様とお話ししていると「お家を建てるときよりも、建ててからの方がこだわりたい気持ちが強くなってきた」とか「最初は物置、カーポートだけ、なんて思っていたのに」というお声をいただきます。「何度もお打ち合わせを重ね、理想のお庭ができました!」なんてことも多々あるんです。
毎日眺める大切なお庭なので、余裕を持って検討しながら進めていけるといいですね。
このような流れで進めていきます。
スムーズに進み平均して4〜5ヶ月程度かかるお客様が多く、中には1年以上の年月を要したお客様もいらっしゃいます。
提供:一級建築士事務所 富谷洋介建築設計(https://tomiya-a.com/) 写真:酒井広司
ここまでいろいろお話ししてきましたが、私の一番のおすすめ相談時期は「お家を建てる前」です。
お家の設計段階からご相談いただけると窓からの景色やアプローチなど、建物と一緒に設計していくことで中と外の一体感が出てより良い空間に。二度手間な工事にもならず、工期もコストも抑えることが可能です。
ハウスメーカーさんや建築家さん、工務店さんと連携して設計、施工を行うことが可能ですので、ぜひお早めにご相談してくださいね。